2018年2月6日火曜日

180206

 しばらく間が空いてしまったけれど、久しぶりにブログを書いてみようと思う。ブログってアーカイヴがしやすいから、ふと思い出した時に読み返してみて、過去の自分の意識を思い起こしたり出来るから面白い。
 特に外向けの文章と気張らず、思った事を自動筆記的に書いてみるのも、あとあと自分で読み返して面白いと思うので、誤字脱字を気にせずとりあえず進めてみる。

 これまでの人生で日記を付けて時期が3度あった。一番はじめが小学校の5、6年の頃。5年生の新学期にクラスで日記帳が配られた。市かなにかから鉛筆でも配るように配布でもされたのだったのだと記憶している。そこから週に数回書くときもあれば、すっかり日記の存在を忘れて一度しか書かない月があったり。特にみんなで日記を付けて先生とやり取りしましょう!という事ではなかったけれど、はじめの方はクラスみんなが書いて先生に提出していたが、それも半年後にはみんな飽きてしまって、コンスタントに書き続けていたのは、自分くらいだったのでは、と思う。
 家族と出かけたことや、友達を落とし穴にはめたこと(片足が膝まで入るくらいの穴で、蓋の下にはビニールを敷いて水をたっぷり入れたのをよく覚えている。)、仲の良い友達と喧嘩してしまったこと、ちょうどギターを買ったのが5年生の頃だったから、そのことも書いたりした。ビートルズが大好きで、そんな話しを書いた日記を先生が多摩の子詩集かなんかに送ってくれた掲載された事もあった。
 これはよく言う事だけれど、思い返せば、なんで子供の頃は、あんなにも毎日が新鮮だったのだろうか。"また同じような一日が始まるのか"と朝起きて呟き、ルーティンと化した日常のループにウンザリしながら小学校に通う子供なんていないはずだ。"あ、また同じような一日だ"なんて考えるようになってしまうのは、いつからなのだろう。ともあれ、特に大きな出来事が無くともネタに困る事は無く、日々のちょっとした面白かった話しや考えていた事を書いては、提出していた。飽きずに続いたのは、提出する度に先生がコメントを書いてくれて、それを読み返すのが好きだったのだと思う。その日記帳は、小学校を卒業した後、書き進める事は無かったけれど、大掃除の旅に"こんなのあったなあ"と思いなが読み返す。それがはじめの日記を付けていた時期。

 そのあとは、大学に入って、森は生きているというバンドを始めた時に、ホームページのコンテンツとしてレコードのブログを書いていた時期がある。当時のP-Vineのディレクターだった柴崎さんは、バンドの音源を聴いた後、このブログを読んでくれて連絡をくれたのを覚えている。この話しは、どっかで書いてる気がするので、こんなところで。

 その後は、バンドが解散する直後から、初めてのソロの制作中までの事をノートに書いていた時期があった。重たいバンドから解放されて自由になって、はじめのうちは身軽になった喜びと、明日への希望(!)でいっぱいだったけれど、徐々に1人になった所でのなかなか上手く進まない焦りで後半は思い出したくないくらいダウナーな急下降を記録した日記が存在するが、これは、読み返してもあまり笑えないやつと判断して、アルバムが完成したと同時に燃やした。


 今日は、今やっている映画仕事の打ち合わせに出かけて、ついでに気分転換に髪を切りました。切ってくれたお姉さんのハサミ捌きに一切の迷いがなく、サクッサクッと切り落としていく様が、なんともかっこ良かったです爽快でした。帰りにレコード屋に寄って、Ben Sidran『On The Cool Side』と、Steven Halpern & Dallas Smith『Threshold』を買いました。最近は、A.O.R.とニューエイジがお気に入り。

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